研ぎ澄ます

研ぎ澄まされた刀の刃のように
凛とした美しさを感じるものを描きたかった。

自分の中にある刀は
人を傷つけるものではなく
自分自身を律するためのもの。

悪き思いを祓い
良きものになるように研鑽し

自分自身の能力を磨き
人のために役立てる
そんな自分のなるための象徴のようなもの。

人間だから、完全なる善、完全なる悪
というように簡単に振り分けることはできない。

最善を心がけても
弱さや妬む心、怒りという想いを
持つこともある。

ときには過ちを犯すこともある。

だけど、気づいた時点で
やり直すことができる。

己の中にある刀に
今の自分自身を映し出し

そこから曇りを取り除くように
己自身を磨いていく。

A4サイズ

ゲルインクペン

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