この絵の完成直前に
聖なる水に溢れる熊野に行った。
これも巡り合わせ。
熊野本宮大社がかつてあった
大斎原(おおゆのはら)にお参りした時に
祀られている八咫烏を意識した瞬間
「みちひらき」
という言葉がやってきた。
本来は「道開き」
物事の始まりだったり
新たに進む道の始まりのような
そんな意味。
だけど「満ち開く」
というイメージが浮かんだ。
己を満たすと自然と物事は開いていく
緑あふれる場所に佇む龍。
その下にはエネルギーが
水という形で満ちあふれている。
満ち溢れたエネルギーは一筋の光となり
新たな道を示し
新たなる場所へ流れ進んでいく。
水性ゲルインクペン
14.0×17.0cm
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